iPhone 14シリーズは各5型番を用意、日本はグアムやサウジアラビアと共通
- 2022年09月08日
- Apple関連
米国(アメリカ)のAppleはスマートフォン「iPhone 14」、「iPhone 14 Plus」、「iPhone 14 Pro」、「iPhone 14 Pro Max」を発表した。
各機種では5型番ずつ用意したことが分かった。
5型番の内訳は米国および米自治領プエルトリコ向け(以下、米国版)、日本、カナダ、米領グアム、メキシコ、サウジアラビア、米領バージン諸島向け(以下、日本等版)、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、ロシア向け(以下、ユーラシア経済連合版)、中国本土、香港特別行政区、マカオ特別行政区向け(以下、中国版)、その他向け(以下、国際版)となる。
米国版、日本等版、ユーラシア経済連合版、中国版、国際版の順にiPhone 14の型番はA2649、A2881、A2883、A2884、A2882、iPhone 14 Plusの型番はA2832、A2885、A2887、A2888、A2886、iPhone 14 Proの型番はA2650、A2889、A2891、A2892、A2890、iPhone 14 Pro Maxの型番はA2651、A2893、A2895、A2896、A2894である。
それぞれ携帯通信で利用できる周波数が異なる。
第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式に関しては全部の型番でFR1のFDDのn1/n2/n3/n5/n7/ n8/n12/n20/n25/n26/ n28/n30/n66/n70/、FR1のTDDのn38/n40/n41/n48/ n77/n78/n79を利用できる。
さらに米国版ではFR1のFDDのn14/n71、FR1のSDLのn29、FR1のTDDのn53、FR2のTDDのn258/n260/n261、日本等版ではn14/n71、n29、n53、国際版ではn53にも対応する。
ユーラシア経済連合版および中国版は利用できる周波数が共通であるが、ユーラシア経済連合版はeSIMに対応する一方で、中国版はeSIMに非対応となる。
FR1はサブ6GHz帯(Sub6)を中心とする周波数で、FR2はミリ波(mmWave)を中心とする周波数である。
日本ではすべての移動体通信事業者(MNO)として展開する携帯電話事業者がFR2を商用化しているが、先代機種と同様に引き続き日本で販売する型番はFR2を利用できない。
日本ではiPhone 14、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxを2022年9月16日、iPhone 14 Plusを2022年10月7日に発売する。
スポンサーリンク