NTTデータNJKがローカル5Gの無線局免許を取得、自社開発の基地局を使用か
- 2023年04月01日
- Local 5G
NTT DATA NJK Corporationはローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。
NTT DATA NJK Corporationは2023年3月27日付けで2局のローカル5Gの無線局免許を取得した。
いずれも無線局の種別は基地局で、無線局の目的は一般業務用となっている。
周波数は4700~4800MHz、帯域幅は100MHz幅、最大出力は251.9mWである。
総務省がローカル5G向けに割当した周波数で運用するため、ローカル5Gの基地局と分かる。
ローカル5Gでは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式を導入できる。
NR BandはFR1のn79となる。
無線設備の設置場所は東京都中央区であるため、東京都中央区でローカル5Gの基地局を開設することになる。
NTT DATA NJK Corporationは基地局の開発も進めている模様で、同社が認証取扱業者としてローカル5Gに対応した基地局の電波法に基づく工事設計認証を取得している。
基地局はn79に対応しており、周波数はNTT DOCOMOが5Gの携帯電話向けに割当を受けた4500~4600MHzおよびローカル5Gの4600~4900MHzで動作する。
1搬送波あたりの帯域幅は100MHz幅で、最大出力は251.19mWとなっている。
NTT DATA NJK Corporationはローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したため、自社開発のローカル5Gの基地局の検証を進めると思われる。
NTT DATA NJK CorporationおよびNTT DOCOMOはNIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE CORPORATION (日本電信電話)の子会社である。
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