米国向けXperia 1 VのXQ-DQ62と思われるスマホがFCC通過、ミリ波5Gは非対応に
- 2023年05月17日
- Android関連
Sony Corporation製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「PY7-84558E」が2023年5月15日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはPY7-84558Eである。
携帯通信網はNR (FR1, FDD) n2/n5/n25/ n30/n66/n71, NR (FR1, TDD) n41/n77, LTE (FDD) B2/B4/B5/B12/B13/ B17/B25/B30/B66/B71, LTE (TDD) B41/B48, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯を利用できる。
FCCの認証では型番に相当する機器名称としてFCC IDを使用しており、型番を記載していない。
携帯通信網の周波数は米国に最適化しており、IEEE 802.11axにも対応するため、順当に米国向けのXperia 1 Vと考えられる。
米国向けにはXperia 1 Vを発表しており、型番はXQ-DQ62である。
なお、米国向けではXperia 1 IVはサブ6GHz帯(Sub6)とミリ波(mmWave)の第5世代移動通信システム(5G)に対応していたが、Xperia 1 Vではミリ波は非対応となるため、5Gはサブ6GHz帯の周波数で利用できる。
システムメモリの容量は12GBで変更ないが、ほかのXperia 1 IVからXperia 1 Vの変更点として内蔵ストレージの容量が512GBから256GBとなっている。
発売時の価格は1,599.99米ドル(約219,000円)から1,399.99米ドル(約191,000円)となった。
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