インドネシアのTelkomなどがヌサンタラ首都市で通信整備、首都機能の移転開始までに
- 2024年01月18日
- 海外携帯電話
インドネシアのTelkom Indonesiaとして事業を行うTelekomunikasi Indonesiaおよび同国のPLN Icon Plusとして事業を行うIndonesia Comnet Plusは同国の将来の首都であるヌサンタラ首都市で通信インフラストラクチャを整備することが分かった。
インドネシアの政府機関でヌサンタラ首都市の管理および統治を任務とするヌサンタラ首都庁(Nusantara Capital Authority)は2024年8月までにヌサンタラ首都市で通信インフラストラクチャが稼働することを公表した。
インドネシアの首都はジャワ島に位置するジャカルタ首都特別州であるが、カリマンタン島(ボルネオ島)の東カリマンタン州で新設するヌサンタラ首都市に移転する予定である。
ヌサンタラ首都庁は首都機能の移転を開始するまでにヌサンタラ首都市で通信インフラストラクチャが稼働すると説明している。
ヌサンタラ首都市で携帯通信用の基地局や光ファイバを含めた通信インフラストラクチャを整備する通信事業者としてTelekomunikasi IndonesiaおよびIndonesia Comnet Plusを選定しており、Telekomunikasi IndonesiaおよびIndonesia Comnet Plusがヌサンタラ首都市で通信インフラストラクチャの整備を担う。
首都機能は2024年8月より順次移転する。
そのため、Telekomunikasi IndonesiaおよびIndonesia Comnet Plusは2024年8月までにヌサンタラ首都市で通信インフラストラクチャを整備することになる。
なお、Telekomunikasi Indonesiaはインドネシアでは連結子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるTelekomunikasi Indonesiaを通じて携帯通信事業を展開しており、Telekomunikasi SelularはTelkomselとして携帯通信事業を行う。
ヌサンタラ首都市で整備する通信インフラストラクチャは複数の通信事業者で共有する予定である。
環境に配慮して効率的に高度な通信インフラストラクチャの整備を行い、世界級のスマートシティを構築するという。
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