台湾で日本版ハードウェアのHTC Desire 22 proを販売中
- 2024年04月27日
- Android関連
台湾のHTC Corporation (宏達国際電子)はスマートフォン「HTC Desire 22 pro」の日本向け型番を台湾でも販売していることが分かった。
HTC Desire 22 proの型番は2QBK100と2QBK200の2種類で、2QBK100は台湾および欧州(ヨーロッパ)、2QBK200は日本向けに用意した。
台湾では2022年7月1日に2QBK100を発売したが、新たに2QBK200も販売することになった。
2024年1月頃には台湾の代理店を通じて2QBK200も流通を開始した模様である。
2QBK200は日本向け型番であるが、台湾で販売する個体はソフトウェアを変更しており、日本版のハードウェアに台湾版のソフトウェアを搭載する。
そのため、型番が2QBK200で共通でも日本で販売する個体と台湾で販売する個体は製品としての仕様は異なる。
梱包箱は日本語表記で変更しておらず、裏面に台湾向けのラベルを貼り付けている。
台湾の政府機関で電気通信分野の規制を司る国家通訊伝播委員会(NATIONAL COMMUNICATIONS COMMISSION:NCC)の認証は2QBK100が2022年5月10日付け、2QBK200が2023年9月13日付けで通過した。
通信方式は台湾向けの2QBK100がNR (FR1, FDD) n1/n3/n7/n28, NR (FR1, TDD) n41/n78, LTE (FDD) B1/B3/B5/B7/ B8/B20/B28, LTE (TDD) B38/B39/B40/B41,W-CDMA I/II/V/VIII, GSM 850/900/1800/1900、日本向けの2QBK200がNR (FR1, FDD) n3/n28, NR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B4/B5/B7/ B8/B11/B12/B17/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B38/B39/B41/B42, W-CDMA I/II/IV/V/ VI/VIII/XIX, GSM 850/900/1800/1900、台湾向けの2QBK200がNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n77/n78, LTE (FDD) B1/B3/B5/ B7/B8/B28, LTE (TDD) B38/B39/B41, W-CDMA I/II/V/VIII, GSM 850/900/1800/1900に対応している。
日本でHTC Desire 22 proの販売が低調で、滞留在庫を台湾で発売したと思われる。
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