NTTドコモが8月1日に5Gを下り最大6.6Gbpsに高速化、国内最速に
- 2024年07月31日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは2024年8月1日に第5世代移動通信システム(5G)の通信速度を下り最大6.6Gbpsに高速化すると発表した。
2024年8月1日より東京都および神奈川県の一部で5Gの通信速度を下り最大6.6Gbpsに高速化する。
2024年7月31日時点でNTT DOCOMOの5Gの通信速度は下り最大4.9Gbps/上り最大1.1Gbpsであるため、下りの通信速度は約34.7%の高速化を実現することになる。
なお、上りの通信速度は上り最大1.1Gbpsで変わりない。
2024年8月1日時点ではSony Corporation製のXperia 1 VI SO-51Eが下り最大6.6Gbpsに対応するが、ソフトウェアのアップデートが必要となることに留意しておきたい。
2024年11月以降には韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy S24 Ultra SC-52EおよびGalaxy Z Fold6 SC-55Eも下り最大6.6Gbpsに対応する予定と案内している。
下り最大6.6Gbpsは5Gの無線方式であるNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成のOption 2でNRデュアルコネクティビティ(NR-DC)を高度化することで実現する。
NR-DCの組み合わせはDC_n78A-n79A-n257Iである。
帯域幅はFR1のn78が100MHz幅の1搬送波、FR1のn79が100MHz幅の1搬送波、FR2-1のn257が100MHz幅の4搬送波で合計400MHz幅、全部の搬送波で合計600MHz幅となっている。
日本国内の5Gとしては2024年7月31日時点ではSoftBank Corp.が提供する下り最大5.0Gbpsが最速であるが、2024年8月1日以降はNTT DOCOMOの下り最大6.6Gbpsが最速となる。
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