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米AppleがiOS 18.5を提供開始、iPhone 13シリーズが衛星直接通信に対応



米国(アメリカ)のAppleはiOS 18.5の提供を開始した。

日本標準時間を基準として2025年5月13日より特定のiPhoneを対象としてiOS 18.5を配信している。

iPhone 13シリーズではiOS 18.5を適用すると、衛星と携帯端末の直接通信を有効化できる。

iPhoneで利用できる衛星と携帯端末の直接通信としては大きく2種類に分けられる。

Appleが米国のGlobalstarと協力して提供する独自規格の移動衛星業務(Mobile Satellite Service:MSS)および地上の移動体通信事業者(MNO)が衛星通信事業者と協力して提供する標準の携帯通信技術によるSupplemental Coverage from Space (SCS)が存在する。

移動衛星業務はiPhone 14シリーズ以降のiPhoneで対応しており、ハードウェアとして移動衛星業務の衛星通信機能を実装する必要がある。

一方、Supplemental Coverage from Spaceはサービスリンクに地上の移動体通信事業者が割当を受けた周波数で標準の携帯通信技術を用いるため、ソフトウェアのアップデートを通じて衛星通信を識別できる機能などを追加して対応することができる。

ハードウェアとして移動衛星業務に対応していないiPhone 13シリーズでは移動衛星業務の衛星通信機能は追加できないが、ソフトウェアのアップデートを通じてSupplemental Coverage from Spaceの衛星通信機能を実装したことになる。

なお、iPhone 13シリーズにはiPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxが含まれる。

Supplemental Coverage from Spaceは日本の移動体通信事業者としてはKDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)が米国のSpaceXとして事業を行うSpace Exploration Technologiesと協力して商用化しており、サービスの名称をau Starlink Directとして提供している。

iPhone 13シリーズではiOS 18.5でau Starlink Directも対応した。

Apple

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