NTTドコモがSub6の5G対応レピータを日本初導入、韓国のCS製
- 2025年11月04日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはサブ6GHz帯(Sub6)の周波数に対応した第5世代移動通信システム(5G)のレピータを導入したことが分かった。
2025年度第2四半期決算説明会で通信サービスの品質向上の取り組みを紹介しており、最新の装置や機能を積極的に導入しているという。
2025年9月にはSub6対応レピータを導入したと案内している。
Sub6対応レピータはSub6の周波数に対応した5Gのレピータである。
広帯域移動無線アクセス(BWA)を除くSub6の周波数に対応した5Gのレピータは特定無線設備の種別としてはTD-5G-NR(Sub6帯)用小電力レピータの証明規則第2条第11号の30の2に規定する特定無線設備となる。
証明規則第2条第11号の30の2に規定する特定無線設備としては韓国のCS Corporation製のTB-4030形C中継増幅装置およびTB-4040形C中継増幅装置が電波法に基づく工事設計認証を受けた。
それぞれNTT DOCOMOが割当を受けた3.7GHz帯と4.5GHz帯に対応するため、いずれもNTT DOCOMO向けのSub6の5Gに対応したレピータで間違いない。
NTT DOCOMOではSub6の周波数に対応した5Gのレピータは3.7GHz帯と4.5GHz帯で導入しており、製造元はCS Corporationと特定できる。
ほかにBWAを含めてSub6の周波数に対応した5Gのレピータは工事設計認証を受けていないため、日本国内ではNTT DOCOMOが初めて導入したことになる。
CS Corporationは1999年2月3日に設立した会社で、本社は韓国の京畿道城南市盆唐区、工場は城南市中院区に所在する。
主要製品は移動通信用レピータで、過去にもNTT DOCOMOに納入の実績がある。
外国の拠点は日本と米国(アメリカ)に開設している。
東京都中央区に所在するCS Japanが日本法人となる。
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