デカコア(10コア)CPUを搭載したモバイル向けチップセットMediaTek Helio X20を発表
- 2015年05月13日
- その他モバイル端末
台湾のMediaTek(聯発科技)はモバイル端末向けのチップセット「MediaTek Helio X20 (MT6797)」を発表した。
64bit対応のモバイル端末向けチップセットである。
CPUはTri-Clusterと呼ばれる3つのCPUクラスタとなっており、デュアルコアのARM Cortex-A72、クアッドコアのARM Cortex-A53、クアッドコアのARM Cortex-A53で構成して計デカコアとなる。
CPUの動作周波数はデュアルコアのARM Cortex-A72が最大2.5GHz、クアッドコアのARM Cortex-A53が最大2.0GHz、クアッドコアのARM Cortex-A53が最大1.4GHzとなる。
通信モデムを統合しており、下り最大300Mbps/上り最大50MbpsのLTE UE Category 6に対応する。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションも利用可能で、20MHz幅を2波束ねて最大40MHz幅まで利用できる。
LTE方式以外にW-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式にも対応している。
MediaTek Helio X20は2015年第3四半期にサンプル出荷される予定で、MediaTek Helio X20を搭載した商用端末は2015年末に製品化される見通し。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。