シンガポールで情報通信メディア開発庁が発足、電気通信分野などを担当
- 2016年10月01日
- 海外携帯電話
シンガポールの政府機関である情報通信開発庁(Info-communications Development Authority of Singapore:IDA)とメディア開発庁(Media Development Authority Singapore:MDA)が統合し、2016年9月30日付けで情報通信メディア開発庁(Info-communications Media Development Authority:IMDA)が発足した。
情報通信開発庁とメディア開発庁はシンガポールの政府機関である通信情報省(Ministry of Communications and Information:MCI)の傘下組織であり、両庁が統合して発足した情報通信メディア開発庁も情報通信省の傘下組織となる。
情報通信メディア開発庁は情報通信開発庁およびメディア開発庁の業務を継承することになり、シンガポール政府は省庁再編により効率的な政府機関の運営を図る。
シンガポールにおける電波行政を含めた電気通信事業は情報通信開発庁が管轄していたため、これからは情報通信メディア開発庁が電気通信事業を担当する。
2016年第4四半期に実施が予定されている周波数オークションも情報通信メディア開発庁の主催で開催することになる。
また、シンガポール政府は公的機関と連携した安全なデジタルサービスの開発や提供およびIoTの推進などを目的として政府技術局(Government Technology Agency of Singapore:GovTech)を新設しており、スマート国家の建設を目指す。
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