サムスン電子、香港とマカオでもGalaxy Note7の販売停止と使用中止を案内
- 2016年10月11日
- Android関連
韓国のSamsung Electronicsの香港特別行政区法人であるSamsung Electronics H.K. (三星電子香港)はスマートフォン「Samsung Galaxy Note7 (SM-N9300)」の販売を停止したことを明らかにした。
また、Samsung Galaxy Note7の利用者に対してはSamsung Galaxy Note7の電源を切り、使用を中止するよう案内している。
返金や交換などの措置は改めて案内するとのことであるが、交換は他機種との交換になると思われる。
Samsung Electronics H.K.は香港特別行政区およびマカオ特別行政区を管轄しており、Samsung Electronics H.K.による措置は香港特別行政区とマカオ特別行政区で正規販売されたSamsung Galaxy Note7となる。
Samsung Electronicsは2016年9月2日に緊急会見を実施してSamsung Galaxy Note7の販売停止およびリコールの実施を発表し、その直後にSamsung Electronics H.K.は香港特別行政区とマカオ特別行政区で販売された個体は対象外と説明していた。
その後、香港特別行政区とマカオ特別行政区で販売された500台以下の個体はリコールの対象であることが発覚し、2016年9月5日より指定のSamsung Customer Service Centre (三星客戸服務中心)で交換を受け付けていた。
しかし、韓国や米国などで安全対策済み個体が爆発する事故が報告されており、Samsung Electronicsが世界的に販売およびリコール対象個体と安全対策済み個体の交換を中止するよう要請したことを受けて、Samsung Electronics H.K.はSamsung Galaxy Note7の販売停止を決めた。
Samsung Galaxy Note7は韓国で販売を再開しており、中国や香港特別行政区およびマカオ特別行政区は販売停止の対象外として販売を継続していたが、すでに韓国では販売を再び停止し、中国でも販売の停止を発表しており、これによりすべての国と地域でSamsung Galaxy Note7の販売を停止したことになる。
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