AppleがQualcommにライセンス料の支払いを停止、Qualcommは業績予想を下方修正
- 2017年04月29日
- Apple関連
米国のAppleは米国のQualcommに対してライセンス料の支払いを停止したことが判明した。
これまでに、QualcommがAppleに対して不当に高額なライセンス料を要求したとして、Appleが米国や中国などでQualcommを相手に提訴したことが分かっている。
Qualcommの公式発表によると、AppleはQualcommとの紛争が解決するまで製造委託先の契約メーカーへのライセンス料の支払いを停止するとQualcommに通知したという。
なお、AppleからQualcommへのライセンス料の支払いは直接的なライセンス契約ではなく、Appleの契約メーカーを通じて支払われる。
これに伴い、QualcommはAppleの契約メーカーから支払われるべきライセンス料を収入から除外する必要があるため、2017会計年度第3四半期(2017年第2四半期)の業績予想を下方修正すると発表した。
2017会計年度第3四半期の売上高の予想は下方修正前の53億~61億米ドル(約5,911億~6,803億円)から48億~56億米ドル(約5,353億~6,245億円)に変更しており、前年同期比で減収は確実となる見通し。
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