中国当局がWeiboなどに動画配信サービスの停止命令、国家規定に反する動画の配信も問題視
- 2017年06月23日
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中国の政府機関で国務院傘下の国家新聞出版広電総局(State Administration of Press, Publication, Radio, Film and Television:SAPPRFT)はWeiboなど3つのサービスに対して動画配信サービスなどを停止するよう命令した。
命令の対象はSINA (新浪)が運営するWeibo (微博)、Beijing Barrage Network Technology (北京弾幕網絡科技)が運営するAcFun (愛稀飯網)、香港特別行政区のPhoenix Satellite Television Holdings (鳳凰衛視控股)傘下のPhoenix New Media (鳳凰新媒体)が運営するIFENG.COM (鳳凰網)における動画配信サービスおよび音声配信サービスである。
SINA、Beijing Barrage Network Technology、Phoenix New Mediaは動画配信サービスや音声配信サービスを提供するために必要なライセンスである信息網絡傳播視听節目許可証を保有していないが、それぞれWeibo、AcFun、IFENG.COMのサービスを通じて動画配信サービスや音声配信サービスを提供していた。
国家新聞出版広電総局は信息網絡傳播視听節目許可証を保有せずに動画配信サービスと音声配信サービスを提供したことに加えて、国家規定に反する内容の動画を大量に配信したことも問題視された。
国家新聞出版広電総局信息産業部第56号令により施行された互聯網視听節目服務管理規定に基づき、国家新聞出版広電総局はWeibo、AcFun、IFENG.COMにおける動画配信サービスおよび音声配信サービスなどを停止するよう命じた。
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