マレーシアのAxiata Group、スリランカのライセンス問題で政府の支援に感謝を表明
- 2017年12月21日
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マレーシアのAxiata Groupはスリランカで特定のライセンスが更新されない問題に直面しているが、問題の解決に向けてマレーシア政府が介入した。
Axiata Groupは子会社のDialog Axiataを通じて電気通信分野に参入しているが、Dialog Axiataが保有する複数のライセンスのうちBroadband Network Licenseの更新が30ヶ月間にわたり保留されているという。
Broadband Network LicenseはDialog Axiataが保有する5つの主要事業のライセンスのひとつで、Axiata GroupおよびDialog Axiataは早期にBroadband Network Licenseを更新するようスリランカ当局に要求している。
一方、マレーシア政府の代表団はマレーシアとスリランカの外交関係樹立から60周年の節目に合わせてスリランカを公式訪問し、スリランカ政府の代表団と会談を実施した。
会談ではDialog Axiataの問題も取り上げられ、マレーシア側から2人、スリランカ側から2人を指名した委員会を設立し、Dialog Axiataの早期に問題解決するよう支援する。
委員会の設立などを受けてAxiata Groupは公式声明を発表しており、問題解決の支援に乗り出したマレーシア政府とスリランカ政府に感謝を示し、特にマレーシアのモハマド・ナジブ・ビン・トゥン・ハジ・アブドゥル・ラザク首相には心から感謝すると表明した。
なお、Axiata Groupは単一企業としてはスリランカにおける最大の外国人投資者となり、投資額は累計で22億米ドル(約2,500億円)以上に達し、スリランカを代表する電気通信事業者としてスリランカの電気通信分野の発展に貢献してきた。
スリランカ当局は被投資者として身分を弁えて振る舞うべきであろう。
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