コソボの2017年Q3における携帯電話サービスの加入件数とシェアが判明
- 2017年12月23日
- 海外携帯電話
コソボの政府機関で電気通信分野などを管轄するAutoriteti Rregullativ i Komunikimeve Elektronike dhe Postare (ARKEP)は2017年第3四半期における電気通信分野の統計資料を公開した。
統計資料より携帯電話サービスの加入件数と通信事業者別の占有率が判明している。
携帯電話サービスの加入件数は前期末の2,035,968件から増加して2,208,191件に達した。
また、携帯電話サービスの人口普及率は前期末の112.1%から上昇して121.6%となった。
売上高および加入件数における移動体通信事業者(MNO)および仮想移動体通信事業者(MVNO)を含めた通信事業者別の占有率も分かっている。
売上高の占有率はTelecom of Kosovoが55.37%、IPKO Telecommunicationsが37.53%、Dardafon.Netが4.32%、mtsが2.03%、Dukagjini Telecommunicationsが0.74%である。
加入件数の占有率はTelecom of Kosovoが55.80%、IPKO Telecommunicationsが35.10%、Dardafon.Netが7.81%、mtsが1.29%、Dukagjini Telecommunicationsが0.00%となった。
なお、Dukagjini Telecommunicationsは四捨五入により0.00%となるが、厳密には0.004%となっている。
Telecom of Kosovo、IPKO Telecommunications、mtsが移動体通信事業者で、Dardafon.NetがTelecom of Kosovoの回線を利用した仮想移動体通信事業者、Dukagjini TelecommunicationsがIPKO Telecommunicationsの回線を利用した仮想移動体通信事業者である。
仮想移動体通信事業者への卸売回線を含めた移動体通信事業者別の加入件数の占有率はTelecom of Kosovoが63.61%、IPKO Telecommunicationsが35.10%、mtsが1.29%となる。
Telecom of KosovoはValaブランド、Dardafon.NetはZ Mobileブランド、Dukagjini TelecommunicationsはD3 Mobileブランドで展開している。
mtsはセルビア政府が筆頭株主のTelekom Srbijaが全額出資する子会社で、2017年第2四半期にコソボで正式に携帯電話サービスを開始した。
数値は四捨五入で端数処理しており、内訳の合計と総数の値などが一致しない場合がある。
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