台湾・花蓮県の大地震で基地局が故障、2月9日に復旧見込み
- 2018年02月08日
- 海外携帯電話
台湾の政府機関で電気通信分野の規制を担う国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)は台湾東部の花蓮県で発生した大地震の影響で、一部の基地局が故障したことを明らかにした。
2018年2月6日の23時50分(国家標準時間)に花蓮県沖を震源とするマグニチュード6.4の大地震が発生し、花蓮県を中心に建物が倒壊するなど大規模な被害の発生が確認されている。
移動体通信事業者(MNO)が運用する一部の基地局も故障しており、国家通訊伝播委員会は故障を把握した基地局数と復旧した基地局数の情報を提供している。
2018年2月7日の2時49分(同)に発表された第1報では故障が33局、復旧が0局、それから第2報では故障が42局、復旧が 0局、第3報では故障が61局、復旧が1局、第4報では故障が66局、復旧が 3局、第5報では故障が68局、復旧が8局、第6報では故障が68局、復旧が18局、第7報では故障が70局、復旧が24局、第8報から第12報では故障が70局、復旧が54局、第13報では故障が70局、復旧が58局、第14報では故障が70局、復旧が60局、執筆時点では最新で2018年2月8日の17時10分(同)に発表された第15報では故障が70局、復旧が62局となっている。
また、第15報の時点では未復旧の基地局は2018年2月9日の15時(同)には復旧すると見込まれている。
故障を認識した基地局数は第7報の70局から増加しておらず、強い余震がなければ国家通訊伝播委員会が第15報で告知した日時に基地局は完全に復旧すると思われる。
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