楽天がアルティオスターと戦略的資本業務提携を締結
- 2019年02月13日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)は米国のAltiostar Networksと戦略的資本業務提携について合意したと発表した。
Rakutenは全額出資子会社のRakuten Mobile Network (楽天モバイルネットワーク:RMN)を通じて移動体通信事業者(MNO)として新規参入する計画で、Altiostar Networksの仮想化RANソリューションを活用して完全仮想化したクラウドネイティブの通信ネットワークを構築するという。
戦略的資本業務提携によって、Altiostar Networksの仮想化RANソリューションの活用を加速する方針を示している。
RakutenからAltiostar Networksへの出資が完了後、Rakuten Mobile NetworkからAltiostar Networksに取締役を送り込む予定である。
なお、戦略的資本業務提携は米国の政府機関である対米外国投資委員会(Committee on Foreign Investment in the United States:CFIUS)による承認の取得が必要となる。
Rakuten Mobile Networkは2019年10月に移動体通信事業者としてのサービスを商用化することが決まっている。
通信方式および周波数はFDD-LTE方式の1.7GHz帯(Band 3)を導入する計画で、256QAMや4×4 MIMOも実装する。
Band 3は世界的には1.8GHz帯と呼ばれており、LTE Bandとしては世界で最も採用数が多い。
商用化の当初は東京都特別区(東京23区)、大阪府大阪市、愛知県名古屋市を中心にネットワークを整備する予定である。
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