Samsung Galaxy Fold 5Gに国際版を用意、韓国以外にも投入へ
- 2019年06月20日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はスマートフォン「Samsung Galaxy Fold 5G」に国際版を用意することが分かった。
国際版のSamsung Galaxy Foldは型番がSM-F900Fであるが、新たにSM-F907BがWi-Fi Allianceの認証を2019年5月30日付け、さらにBluetooth SIGの認証を2019年6月3日付けで通過した。
SM-F907Nは韓国版のSamsung Galaxy Fold 5Gで、SM-G977Bは豪州および欧州向けで事実上の国際版のSamsung Galaxy S10 5Gとなる。
そのため、これまでの型番規則を踏まえると、SM-F907BはSamsung Galaxy Fold 5Gの国際版になると考えられる。
Samsung Galaxy Fold 5Gは第5世代移動通信システム(5G)に対応するほか、通信性能以外もスペックの一部がSamsung Galaxy Foldとは異なっている。
SIMカードはSamsung Galaxy FoldがNano SIM (4FF)サイズとeSIMのデュアルSIMとなるが、Samsung Galaxy Fold 5GはNano SIM (4FF)サイズのシングルSIMとなる。
電池パックの容量はSamsung Galaxy Foldが4380mAhに対して、Samsung Galaxy Fold 5Gは4235mAhである。
なお、Samsung Galaxy FoldとSamsung Galaxy Fold 5Gはいずれも2個の電池パックを内蔵しており、電池パックの型番はSamsung Galaxy FoldのメインがEB-BF900ABX、サブがEB-BF901ABX、Samsung Galaxy Fold 5GのメインがEB-BF907ABX、サブがEB-BF901ABXとなっている。
サブは共通の電池パックを採用するため、メインの電池パックの容量に差がある。
Samsung Galaxy FoldおよびSamsung Galaxy Fold 5Gは発売を延期しており、延期後の発売時期は明らかにされていない。
これまで、Samsung Galaxy Fold 5Gの型番としては韓国版のみが判明し、韓国の移動体通信事業者(MNO)のみがSamsung Galaxy Fold 5Gの取り扱いを表明していたが、韓国以外にもSamsung Galaxy Fold 5Gを投入することになる。
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