ルーマニアのRCS & RDSが近く5Gサービスを商用化、2機種の5Gスマホを発売へ
- 2019年06月30日
- 海外携帯電話
ルーマニアの移動体通信事業者(MNO)でDigiブランドを展開するRCS & RDSは第5世代移動通信システム(5G)を近く商用化することが分かった。
ルーマニアの首都・ブカレストで5G基地局を開局し、スマートフォンを用いた5Gのデータ通信のデモンストレーションを報道陣に公開した。
ブカレスト以外の都市でも数週間をかけて5G基地局を順次開局する予定という。
開局した5G基地局の通信設備はスウェーデンのEricssonから調達しているが、Ericssonのほかに中国のHuawei Technologies (華為技術)およびフィンランドのNokiaからも通信設備を調達する計画である。
RCS & RDSはサービス名をDigi Mobil 5G Smartとして5Gサービスを提供する予定で、5Gに対応した端末として2機種のスマートフォンを取り扱う。
5Gサービスに対応したスマートフォンは中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate 20 X (5G) (EVR-N29)および中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のXiaomi Mi MIX 3 5G (M1810E5GG)を用意している。
価格はHUAWEI Mate 20 X (5G)が6,299ルーマニアレウ(約164,000円)、Xiaomi Mi MIX 3 5Gの内蔵ストレージの容量が64GBのモデルが2,999ルーマニアレウ(約78,000円)、128GBのモデルが3,149ルーマニアレウ(約82,000円)に設定されている。
いずれも2019年7月10日より注文の受け付けを開始するため、5Gサービスの商用化は2019年7月10日以降となる見通し。
5Gの通信方式はNR方式を採用する。
周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯で、NR Bandはn78となることが確定している。
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