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Wi-Fi STATION SH-05LとPocket WiFi 809SHはハードウェアが共通



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した機器の情報が更新された。

NTT DOCOMOおよびSoftBank向けのSHARP製のLTE/W-CDMA端末「SH-05L及び809SH」が2019年7月29日付けでTelecom Engineering Center (TELEC)の認証を通過したことが分かった。

工事設計認証番号は001-P01388。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/1500(B11/B21)/ 900(B8)/800(B19)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

無線LANの周波数でも認証を通過している。

2.4GHz帯に加えて5GHz帯の無線LANも利用可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。

SH-05L及び809SHはNTT DOCOMOよりWi-Fi STATION SH-05L、SoftBankよりPocket WiFi 809SHとして発表されている。

高速通信に対応したモバイル無線LANルータで、NTT DOCOMOは2019年11月1日に販売を開始し、SoftBankは法人向けに2019年10月14日に販売を開始している。

Telecom Engineering Centerの認証ではSH-05L及び809SHがひとつの機器として認証を取得したため、Wi-Fi STATION SH-05LとPocket WiFi 809SHはハードウェアが共通と分かる。

通信方式および対応周波数からハードウェアが共通であることは予想できたが、Telecom Engineering Centerの認証情報からそれが確定した。

SHARPが公開したCE適合自己宣言書では完全な通信方式および対応周波数を確認可能で、Wi-Fi STATION SH-05LとPocket WiFi 809SHいずれもLTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B11/B21)/900(B8)/ 850(B5)/800(B19)/700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41/AXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHzに対応するため、ソフトウェアで一部の周波数の無効化などは実施していないと考えられる。

また、SH-05L及び809SHに先立ちSHARP製のXN-DDBT15及びW-107が2019年6月19日付けでTelecom Engineering Centerの認証を通過しており、認証を受けた周波数はSH-05L及び809SHと共通である。

メーカー型番の規則からWi-Fi STATION SH-05Lのメーカー型番がXN-DDBT15、Pocket WiFi 809SHのメーカー型番がW-107と思われる。

なお、Telecom Engineering Centerは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。


総務省 電波利用ホームページ

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