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中國移動香港、中国と韓国で5G国際ローミングを提供開始



香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Hong Kong (中國移動香港:CMHK)は国際ローミングで第5世代移動通信システム(5G)の提供を開始した。

China Mobile Hong Kongは2020年4月1日の0時0分(香港時間)より5GのNR方式に準拠した5Gサービスを商用化しており、それと同時に国際ローミングでも5Gを提供する。

5Gサービスに加入していれば、特定の国において国際ローミングで5Gを利用できる。

国際ローミングで5Gを利用できる国は2020年4月1日の時点では中国本土と韓国の2ヶ国となる。

対象の移動体通信事業者は中国本土がChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)、韓国がKT Corporationである。

NR方式の周波数はNR Bandとして定義されており、対象の移動体通信事業者が導入するNR BandはChina Mobile Communications Groupがn41およびn79、KT Corporationがn78となる。

China Mobile Hong Kongはn78およびn79を導入しているため、基本的にChina Mobile Hong Kongが取り扱う5Gサービスに対応した携帯端末はn78およびn79に対応しており、China Mobile Communications Groupのn79とKT Corporationのn78は一致する。

ただ、China Mobile Communications Groupはn79の運用が限定的な状況で、メインで運用するNR Bandはn41となっている。

China Mobile Hong Kongが取り扱う5Gサービスに対応した携帯端末はn41に非対応の機種も存在するため、中国本土では機種によって国際ローミングで5Gをほぼ利用できない可能性がある。

なお、China Mobile Communications GroupはChina Mobile Hong Kongの親会社で、厳密にはChina Mobile Communications Groupは31の一級行政区でそれぞれ子会社の事業会社を通じて移動体通信事業を行う。

China Mobile Hong Kong

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