coolpad初の5Gスマホcoolpad X10を発表、価格は約2万円から
- 2020年08月12日
- Android関連
中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) (宇龍計算機通信科技(深圳))はNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「coolpad X10」を発表した。
Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)にとって最初の第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroidを採用している。
チップセットは中国のUNISOC TECHNOLOGIES (北京紫光展鋭科技)が開発したUNISOC T7510を搭載しており、CPUはオクタコアとなっている。
通信モデムはUNISOC T7510に搭載したUNISOC V510となる。
ディスプレイは約6.517インチの液晶を搭載する。
カメラはリアに約2100万画素CMOSイメージセンサ、約500万画素CMOSイメージセンサ、約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約1300万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
5GのNR方式はサブ6GHz帯の周波数に対応しており、スタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
SA構成ではNR方式で音声通話を実現するVoNR (Voice over NR)も利用できる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetoothおよび無線LANにも対応している。
システムメモリの容量は4GBまたは6GBで、内蔵ストレージの容量はいずれも128GBである。
電池パックは内蔵式となり、容量は4600mAhとなっている。
生体認証は顔認証および指紋認証に対応しており、指紋認証センサはリアに備える。
カラーバリエーションは極夜黒、流光白、魅光藍の3色展開となる。
中国で販売することが決定しており、2020年8月20日に予約注文の受け付けを開始する予定である。
Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)が販売するほか、中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)が取り扱う。
なお、China Telecomは完全子会社で携帯端末の小売事業を担当する中国のTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)を通じて販売する。
価格はシステムメモリの容量が4GBのモデルが1,388人民元(約21,000円)、6GBのモデルが1,588人民元(約24,000円)となる。
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