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ベトナムのVNPT VinaPhone、5Gの試験サービスを開始



ベトナムのVietnam Posts and Telecommunications Group (ベトナム郵便電気通信グループ:VNPT)の完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるVNPT VinaPhone Corporationは第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に準拠した5Gの試験サービスの提供を開始した。

5Gの試験サービスは商用の携帯通信サービスで提供することが免許で認められており、2020年12月19日より一般顧客に対して商用の携帯通信サービスで提供している。

ただ、免許では開設できる5Gの基地局数に制限が設定されており、基地局数は首都・ハノイ市およびホーチミン市において合計で100局以下に抑える必要がある。

2021年1月31日まで追加料金なしで利用できるが、2021年2月1日以降の予定は公表していない。

第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応したSIMカードであればSIMカードを交換する必要はない。

提供エリアはハノイ市ではホアンキエム区およびハイバーチュン区の一部、ホーチミン市では1区および3区の一部となる。

VNPT VinaPhone Corporationの5Gネットワークは台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のROG Phone 3、フィンランドのHMD Global製のNokia 8.3 5G、中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI P40 Pro、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のOPPO Find X2およびOPPO Find X2 Pro、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のXiaomi Mi 10T Proで動作することが公式に確認されている。

ほかに韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy Note20 Ultra 5GおよびSamsung Galaxy Z Fold2 5Gはソフトウェアのアップデートを通じて2020年12月中に対応する予定で、米国のApple、中国のRealMe Chongqing Mobile Telecommunications (RealMe重慶移動通信)、中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)のスマートフォンも対応する予定である。

なお、Apple製のスマートフォンはiPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxが同時に対応する見込み。

通信速度の理論値は最大2.2Gbpsとなり、通信環境が良好であれば実測で1Gbpsを超える高速通信を利用できるという。

5Gを商用化する時期は言及していないが、5Gの試験サービスを実施して正式な商用化までの準備を進めると思われる。

通信設備はフィンランドのNokia Solutions and Networksより調達している。

VinaPhone

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