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iPhone 16シリーズで日本と同一型番の販売国が増えた理由



米国(アメリカ)のAppleはスマートフォン「iPhone 16」、「iPhone 16 Plus」、「iPhone 16 Pro」、「iPhone 16 Pro Max」を2024年9月20日から順次発売する。

それぞれ型番は4種類ずつ用意しており、日本と同一の型番はバーレーン、カナダ、イラク、米領グアム、ヨルダン、クウェート、メキシコ、オマーン、カタール、サウジアラビア(KSA)、アラブ首長国連邦(UAE)、米領バージン諸島(USVI)でも展開することになった。

iPhone 16シリーズでは先代機種から日本と同一の型番を販売する国と地域にバーレーン、イラク、ヨルダン、クウェート、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦の7か国が追加された。

7か国はすべて中東の国で、日本と同一の型番の販売国が増加した背景には中東の事情が関係している。

Appleは特別に周波数の変更が必要ない場合はその他の国と地域向け型番を展開しており、7か国とも先代機種ではその他の国と地域向け型番を販売していた。

iPhone 16シリーズの日本などで販売する型番はその他の国と地域向け型番から第5世代移動通信システム(5G)のNR方式でn14、n29、n71、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式でB11、B14、B21、B29、B71が追加されている。

n14とB14はFirstNetの700MHz帯、n29とB29は下り線用の700MHz帯、n71とB71は600MHz帯、B11とB21は1.5GHz帯である。

このうち、600MHz帯はサウジアラビアで携帯通信向けに割当が決定しており、先代機種ではサウジアラビアでも600MHz帯に対応した日本と同一の型番を発売した。

サウジアラビアのほかに新たにアラブ首長国連邦でも携帯通信向けに600MHz帯の割当を計画しており、さらにサウジアラビアやアラブ首長国連邦を中心に周辺国で調和した周波数の割当に向けた動きがある。

そのため、600MHz帯に対応した日本と同一の型番は中東各国でも販売することになった。

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