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KDDIがLTE B26の運用を開始



KDDIはLTE B26で運用を開始していることが確認された。

日本各地でLTE B26の検出もしくは接続の報告があり、地域限定ではなく全国的に運用を開始していると考えられる。

LTE B26はKDDIが運用しているLTE B18を完全に内包しており、LTE B18が吹くセルでLTE B26も吹き始めている模様である。

また、LTE B18のエリアでもLTE B26が検出される地域と検出されない地域があり、一部のLTE B18が吹くセルからLTE B26の運用を開始していると思われる。

LTE B18/B26の両対応端末ではLTE B26に固定にしなければLTE B18に繋がるようで、LTE B18が優先的に設定されていると考えられる。

部分的に重複したBandを同時に運用する技術として、Multi-Frequency Band Indicator技術が存在しており、KDDIはこれを適用している可能性がある。

Multi-Frequency Band Indicator技術は米国でも適用される見通しである。

米国のAT&T MobilityはLTE B17で運用するが、LTE B12の対応端末も受け入れるためにMulti-Frequency Band Indicator技術を適用するという。

なお、KDDIのLTE B26はEARFCNが8750、帯域幅が10MHzとなっている。

一部のKDDIが販売する端末はLTE B26にも対応しており、総務省の工事設計認証も取得しているため電波法的にも問題がない。

総務省の工事設計認証をLTE B26でも取得している端末は下記の通り。

iPhone 5s A1453
iPhone 5c A1456
iPad Air A1475
iPad mini with Retina display A1490
isai LGL22
G Flex LGL23
isai FL LGL24
GALAXY Note3 SCL22
GALAXY S5 SCL23

KDDIがLTE B26の運用を開始した時期は不明である。

2014年第26週の間に開始した可能性が高い。

■参考
LTE B18, TX:815.0~830.0 MHz, RX:860.0~875.0 MHz, 運用中の主要MNO:KDDI
LTE B26, TX:814.0~849.0 MHz, RX:859.0~894.0 MHz, 運用中の主要MNO:KDDI/Sprint

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“KDDIがLTE B26の運用を開始” への3件のフィードバック

  1. より:

    これってKDDIにどんなメリットがあるんですか?

  2. […] 詳細についてはKDDIがLTE B26の運用を開始で記載したのでそちらを参照していただきたい。 […]

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