AT&TのネットワークにBand 12対応端末で接続可能に
- 2013年09月19日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者であるAT&T Mobilityは700MHz帯ではLTE 700(B17) MHzでサービスを提供しているが、LTE 700(B12) MHzに対応した端末を投入することと、LTE 700(B12) MHzに対応した端末をAT&T Mobilityのネットワークに接続することを許可すると発表した。
大手のAT&T MobilityはLTE 700(B17) MHzで提供しているが、小規模な地域移動体通信事業者は700MHz帯でもLTE 700(B12) MHzでサービスを提供している。
そのため、AT&T Mobilityから販売された端末では地域移動体通信事業者では利用できず、地域移動体通信事業者はサービスの提供が難しい状況となっていた。
FCCは以前よりAT&T Mobilityに対してLTE 700(B12) MHzに対応した端末を出すよう要請を行っていたが、技術的に難しいとして対応を見送っていた。
しかし、今回の発表ではLTE 700(B12) MHzに対応した端末を投入することと、LTE 700(B12) MHzに対応した端末をAT&T Mobilityのネットワークで受け入れることを発表した。
LTE 700(B17) MHzはLTE 700(B12) MHzに内包されており、LTE 700(B12) MHzとして吹くことも可能である。
Multi-Frequency Band Indicator技術を用いて、重複したBandを同時に稼働させるとのことである。
将来的にMulti-Frequency Band Indicator技術は日本でも使えそうな気がする…
・AT&T Mobility
http://www.attpublicpolicy.com/fcc/att-commits-to-interoperability-in-the-lower-700-mhz-band/
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これは例えばその技術を応用すればB5/B18/B19のネットワークにB26対応端末で接続可能になるということですか?
そうなると本当の意味で複数のBandをひとつのBandに内包することができますね。
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>LTE-Xさん
その可能性もあるということですね。
キャリアと行政機関の判断で可能かどうか左右されることもありそうですが…