中国における2017Q3のスマホ出荷シェアが判明、OPPOが1位復帰も上位3社は僅差
- 2017年11月02日
- 海外携帯電話
香港特別行政区の調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchは中国における2017年第3四半期のスマートフォン出荷台数に関する調査結果を発表した。
スマートフォンの出荷台数は前年同期比1%減を記録したという。
メーカーおよびブランド別の占有率も判明している。
1位は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)で、占有率は前年同期の16.5%から18.9%に上昇した。
2017年第2四半期は中国のHuawei Technologies (華為技術)に1位を奪われたが、2017年第3四半期は再び1位に返り咲いた。
OPPO R11などの好調が続いたという。
2位はHuawei Technologiesと中国のVivo Mobile Communication (維沃移動通信)で、占有率は18.6%となった。
Huawei TechnologiesとVivo Mobile Communicaionの占有率はそれぞれ前年同期の14.9%、16.1%から上昇した。
Vivo Mobile CommunicaionはVivo X9sやVivo X9s Plusの好調に支えられたと思われる。
4位は中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)である。
占有率は前年同期の10.3%から13.8%に上昇している。
Xiaomi Mi 6やXiaomi Redmi 4XおよびXiaomi Redmi Note 4Xの需要に支えられて強力な回復を見せたが、依然としてエントリークラスのスマートフォンの比率が高く、Xiaomi Mi MIX 2でブランドエクイティを構築し、Mi Home (小米之家)の拡大でオフライン展開の強化が期待される。
5位は米国のAppleで、占有率は前年同期の8.5%から10.0%に上昇した。
Apple iPhone 8やApple iPhone 8 Plusを発売したほか、旧機種にも一定の需要があった模様である。
韓国のSamsung Electronicsはまたしてもトップ5に入らなかった。
上位3社のみで5割以上を占め、上位5社のみで8割近くを占めることになる。
また、上位3社はいずれも18%台後半と僅差の状況にある。
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