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またUPQ Phone A01Xが発火、不具合品の回収率は4割未満



消費者庁(Consumer Affairs Agency, Government of Japan:CAA)は消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき、2017年11月21日付けで重大製品事故について公表した。

公表された重大製品事故のうちガス機器・石油機器以外の製品に関する事故で、製品起因が疑われる事故としてUPQ (アップ・キュー)が輸入および販売するスマートフォン「UPQ Phone A01X」の発火が報告されたことが分かった。

消費者庁の公表内容によると、管理番号はA201700507、事故発生日は2017年11月1日、報告受理日は2017年11月16日、製品名は携帯電話機(スマートフォン)、機種・型式はUPQ Phone A01X (WH)、事業者名はUPQ (輸入事業者)、被害状況は火災、事故内容は充電中に本体および周辺を焼損する火災が発生、事故発生都道府県は千葉県とのことである。

公表内容からUPQ Phone A01Xのホワイトが充電中に発火したことが分かる。

事故の原因は調査中としながら、電池パック内部のリチウムイオン電池セルが内部短絡し、火災に至ったと考えられると説明している。

UPQ Phone A01Xにおける重大製品事故の報告は管理番号がA201600368とA201700054の事故に続いて3件目となる。

電池パックの不具合が確認されており、2015年12月から2016年10月に発売された6,059台の電池パックを対象に、2017年7月24日より無償製品交換を実施しているが、2017年11月20日時点で回収率は37.3%という。

なお、回収対象となる電池パックの型番はUPQ-BPA01で、対策済み電池パックの型番はUPQ-BPA01Xである。

upqphonea01x
消費者庁

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