北朝鮮のプルンハヌル聯合会社が新型スマホPhurun Hanul H1を公開
- 2018年06月12日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)のPhurun Hanul Corporation (プルンハヌル聯合会社/푸른하늘련합회사)はスマートフォン「Phurun Hanul H1 (プルンハヌルH1/푸른하늘H1)」を公開した。
北朝鮮で人気が高いArirang (アリラン/아리랑)ブランドやJINDALLAE (チンダルレ/진달래)ブランドを冠したスマートフォンに劣らないほどの高い性能を有するスマートフォンと主張している。
OSにはAndroidをベースとするOSを採用する。
チップセットは64bit対応のMediaTek MT6753となる。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大1.3GHzとなっている。
ディスプレイは約5.5インチの液晶を搭載している。
カメラはリアに約1600万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はW-CDMA方式に対応する。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は32GBである。
電池パックは内蔵式で、容量は6000mAhとなっている。
リアには指紋認証センサを搭載し、外部機器への給電機能を有する。
ハードウェアはOUKITEL (欧奇)ブランドを展開する中国のShenzhen Yunji Intelligent Technology (深圳雲基智能科技)が開発したOUKITEL K6000 Proがベースとなる。
Phurun Hanul Corporationは北朝鮮の首都・平壌直轄市の楽浪区域に本社を設置し、本社併設の工場も保有している。
2015年に北朝鮮政府と中国企業が共同出資で外国人投資企業の合営企業として設立しており、歴史が浅い企業ではあるが、北朝鮮政府より最優秀情報技術企業に選出された実績がある。
ブランド名をPhurun Hanul (プルンハヌル/푸른하늘)として展開しており、これまでに様々な電子機器を投入している。
なお、Phurun Hanulは朝鮮語で青空を意味する。
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