スペインのMASMOVILがEuronaから3.5GHz帯を取得、5Gで利用へ
- 2018年07月22日
- 海外携帯電話
スペインのGrupo MASMOVILはスペインのEurona Wireless Telecomより3.5GHz帯を取得すると発表した。
Grupo MASMOVILはEurona Wireless Telecomより3.5GHz帯の40MHz幅を3,000万ユーロ(約39億円)で買収するという。
これまでに、Grupo MASMOVILは3.5GHz帯の40MHz幅を保有するスペインのNEUTRA NETWORK SERVICESもGrupo Neo-SKYより買収しており、3.5GHz帯は80MHz幅を保有することになる。
3.5GHz帯は第5世代移動通信システム(5G)の導入初期の周波数帯として有力視されており、Grupo MASMOVILも5Gで3.5GHz帯を利用する方針を明確化している。
将来的にYoigo、Pepephone、Llamaya、MASMOVILなどGrupo MASMOVILが保有する各ブランドのサービスで3.5GHz帯を活用する方針である。
スペインでは5G向けの3.5GHz帯の周波数オークションを開催中で、Grupo MASMOVILも周波数オークションに参加しており、さらに3.5GHz帯を獲得する可能性がある。
また、Grupo MASMOVILはEurona Wireless Telecomとの取引の一環で、Eurona Wireless Telecomに卸移動体通信サービスおよび卸固定通信サービスを提供することでも合意している。
Grupo MASMOVILとEurona Wireless Telecomの取引はスペインの政府機関である経済企業省(Ministry of Economy and Business)の承認が必要となっている。
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