オランダのKPNが2022年1月に3Gサービスを終了、2Gサービスより先に
- 2018年07月27日
- 海外携帯電話
オランダの移動体通信事業者(MNO)であるKPNはW-CDMA方式で提供している3Gサービスを終了すると発表した。
2022年1月までにW-CDMA方式のネットワークを停波し、3Gサービスを終了すると案内している。
KPNはFDD-LTE方式による4Gサービスを導入後、高速なデータ通信の提供を実現し、3Gサービスの利用者が大幅に減少したという。
すでにKPNの多くの顧客が4Gサービスに対応したスマートフォンを利用しており、3Gサービスで利用する周波数の一部は4Gサービスへの転用も進めている。
4Gサービスに対応したスマートフォンを利用する顧客はさらに増える見込みで、4Gサービスを強化する必要があるため、3Gサービスの提供を終える決断を下した。
3Gサービスの提供を終了後、LTE方式のネットワークで音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)に非対応の携帯端末を利用する場合、2Gサービスとして運用するGSM方式のネットワークで音声通話を利用できる。
KPNは2Gサービスより先に3Gサービスを終了することになる。
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