スリランカのHutch LankaとEtisalat Lankaの経営統合が完了
- 2018年12月05日
- 海外携帯電話
香港特別行政区のCK Hutchison Holdings (長江和記実業:CKH)はアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Group Companyとのスリランカにおける移動体通信事業の経営統合が完了したと発表した。
CK Hutchison Holdingsは子会社のHutchison Telecommunications Lankaを通じて、Emirates Telecommunications Group Companyは子会社のEtisalat Lankaを通じてスリランカで移動体通信事業を手掛けていたが、2018年4月にスリランカの移動体通信事業を経営統合することで合意していた。
Emirates Telecommunications Group CompanyはEtisalat Lankaの株式100%をHutchison Telecommunications Lankaに売却し、Hutchison Telecommunications LankaがEtisalat Lankaを傘下に収めた。
さらに、CK Hutchison HoldingsはHutchison Telecommunications Lankaの株式15%をEmirates Telecommunications Group Companyに売却し、経営統合のプロセスが完了した。
これにより、Hutchison Telecommunications Lankaへの出資比率はCK Hutchison Holdingsが85%、Emirates Telecommunications Group Companyが15%となり、Hutchison Telecommunications LankaおよびEtisalat LankaはCK Hutchison Holdingsの子会社として位置付けられる。
経営統合前はスリランカにおける加入件数ベースの占有率はHutchison Telecommunications Lankaが4.4%、Etisalat Lankaが15.4%であるため、小が大を呑む経営統合となった。
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