ソフトバンク向けPocket WiFi 802ZTがFCC通過、実機画像も公開

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SoftBank向けのZTE (中興通訊)製のLTE/W-CDMA端末「802ZT」が2019年3月14日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission：以下、FCC)を通過した。

FCC IDはSRQ-MF993。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4)/700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV) MHzで認証を受けている。

無線LANの周波数でも通過しており、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

802ZTは未発表端末の型番である。

型番規則からSoftBank向けと考えられる。

また、FCC IDからメーカー型番はMF993に該当すると分かる。

FCCでは実機画像や取扱説明書の一部も公開されており、スペックの一部が判明している。

通信方式はLTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B11)/900(B8)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/900(VIII) MHzに対応する。

電池パックは脱着式のリチウムイオン電池で、型番はZEBBG1およびLi3730T43P4h794667となり、容量は3000mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。

また、オプション品としてクレードルのZEEBG1を用意する。

SoftBankよりPocket WiFi 802ZTとして発表される見込み。

FCC – ZTE 802ZT