KDDIが2020年3月期Q3の業績を発表
- 2020年01月31日
- KDDI-総合
KDDIは2020年3月期(2019年度)第3四半期の業績を発表した。
2019年12月31日に終了した9ヶ月間となる2020年3月期第3四半期累計の連結売上高は前年同期比3.5%増の3兆9,026億円、営業利益は前年同期比2.6%増の8,439億円、営業利益率は前年同期比0.2ポイント減の21.6%、EBITDAは前年同期比9.2%増の1兆3,648億円、EBITDAマージンは前年同期比1.9ポイント増の35.0%、親会社の所有者に帰属する当期利益は前年同期比5.0%増の5,309億円となった。
前年同期比で増収増益を達成したことになる。
2020年3月期第3四半期末時点の事業データも公開されている。
モバイルの累計契約数はauが5,809万3,000件、UQ WiMAXが3,405万件となり、いずれも増加傾向にある。
なお、UQ WiMAXはKDDIの連結子会社であるUQ Communicationsが提供している。
パーソナルセグメントのモバイルの累計契約数に関して、モバイルID数は2,708万9,000件で、スマートフォン浸透率は73.6%となった。
モバイルID数のうちau契約者数は2,425万5,000件、仮想移動体通信事業者(MVNO)契約数は283万4,000件である。
仮想移動体通信事業者契約数は増加傾向であるが、au契約者数は減少傾向が続いている。
2019年12月31日に終了した3ヶ月間となる2020年3月期第3四半期に限定して、パーソナルセグメントおよびビジネスセグメントにおける総合ARPAは前年同期比4.2%増の7,770円となった。
ARPU (1回線当たり月間平均収入)は1回線当たりの月間売上高を示すが、ARPAは同一名義でスマートフォンやタブレットなど複数の回線を利用している場合はそれらをまとめ、1加入者当たりの月間売上高を示す。
パーソナルセグメントおよびビジネスセグメントにおけるau端末販売台数は189万台で、そのうちスマートフォン販売台数は170万台である。
参考までに、モバイルID数はau契約者数と仮想移動体通信事業者契約数の合計となる。
au契約者数や総合ARPAにはKDDIおよびKDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が提供するauにおけるスマートフォン、フィーチャーフォン、データカード、タブレット、モジュールが含まれるが、au端末販売台数やスマートフォン浸透率はauにおけるスマートフォンおよびフィーチャーフォンのみが集計の対象となる。
仮想移動体通信事業者契約数には一部のサービスを除いたKDDIの連結子会社が仮想移動体通信事業者として提供するサービスが集計の対象となり、KDDI以外の回線を使用するサービスも含まれる。
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