技適通過のXT2071-4はフォルダブルスマホmotorola razr 5Gで確定
- 2020年09月03日
- Android関連
米国のMotorola Mobility製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「XT2071-4」がタイの国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission:NBTC)の認証を通過した。
認証番号はB38569-20。
モバイルネットワークはNR (FR1, TDD) 2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8)/850(B5)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2300(B40) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1800/900で認証を受けている。
ほかにBluetooth、無線LAN、NFC、GPS衛星の周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯および5GHz帯で認証を取得しており、GPS衛星の周波数はL1波となる。
XT2071-4は未発表端末の型番である。
製品名はmotorola razr 5Gと記載されているため、motorola razr 5Gの型番に該当することが確定した。
なお、国家放送通信委員会は電気通信分野などの規制を司るタイの政府機関で、国家放送通信委員会の認証ではMotorola Mobilityの親会社で中国を拠点とする香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)のタイ法人であるLenovo (Thailand)が申請者となっている。
これまで、XT2071-4の存在は日本や中国の認証で確認できており、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応することは中国の認証で判明していたが、製品名までは確定していなかった。
様々な状況からmotorola razr 5Gの型番に該当する可能性が有力視されていたが、公的な認証機関では初めてmotorola razr 5Gの型番と確認できたことになる。
motorola razr 5Gは折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したmotorola razrの後継機種で、5Gに対応した縦折りのフォルダブルスマートフォンとなる見込み。
日本の認証としては2020年8月18日付けでドイツのCTC advancedを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが判明している。
電波法に基づく工事設計認証を取得したことから、Motorola Mobilityの日本法人であるMotorola Mobility Japanは日本でmotorola razr 5Gを発売するための準備を進めていると思われる。
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