Comba Telecom、香港の3 Hong Kongに5Gアンテナを供給
- 2020年09月16日
- 海外携帯電話
香港特別行政区のComba Telecom Systems Holdings (京信通信系統控股)は香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)で3 Hong Kong (3香港)として展開するHutchison Telephone (和記電話)に対して第5世代移動通信システム(5G)に対応したアンテナを供給したと発表した。
Comba Telecom Systems HoldingsはHutchison Telephoneに対して5GのNR方式に対応したアンテナを供給しており、香港特別行政区で5Gネットワークの構築を実現したという。
Hutchison Telephoneに対して供給したアンテナは複数の通信方式と周波数に対応したマルチバンドアンテナとなり、3.5GHz帯のNR方式のほかに、900MHz帯、1.8GHz帯、2.1GHz帯、2.3GHz帯、2.6GHz帯の周波数で第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式および第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式にも対応する。
アンテナの小型化に成功しており、限られた場所でも容易に展開できると説明している。
Comba Telecom Systems Holdingsはアンテナの開発および販売が主力事業であるが、無線機、コアネットワーク、スモールセルなど各種通信機器などの開発および販売も手掛ける。
子会社としてラオスの移動体通信事業者であるETLも所有しているため、移動体通信事業者としての事業も展開する。
ただ、Hutchison Telephoneは無線機およびコアネットワークに関しては中国のHuawei Technologies (華為技術)より調達しており、アンテナ一体型無線機もHuawei Technologiesより調達している。
Hutchison Telephoneは2020年4月1日の0時0分(香港時間)よりNR方式に準拠した5Gサービスの提供を開始し、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用する。
5G向け周波数としてはサブ6GHz帯の3.5GHz帯を保有しており、NR BandはFR1のn78となる。
香港特別行政区ではサブ6GHz帯の4.5GHz帯やミリ波(mmWave)の28GHz帯も5G向けに割当を実施したが、いずれもHutchison Telephoneは取得を見送った。
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