KDDIと京都サンガF.C.が連携、サンガスタジアム by KYOCERAに5G基地局を設置
- 2020年10月08日
- KDDI-総合
KDDIおよび京都サンガF.C.を運営するKyoto Purple Sanga (京都パープルサンガ)は新たなサッカー観戦体験の創出に向けて連携すると発表した。
2020年10月18日よりKDDIが保有する第5世代移動通信システム(5G)や先端技術を京都サンガF.C.のホームスタジアムおよびファンコミュニケーションの仕組みに組み込むという。
京都サンガF.C.のホームスタジアムで京都府亀岡市に所在するサンガスタジアム by KYOCERAに5GのNR方式に対応した基地局を設置するほか、2020年10月16日より京都サンガF.C.アプリの提供を開始する予定である。
また、2020年10月18日に開催する京都サンガF.C.のホーム試合ではau 5G スペシャルデーを実施し、サポーターが京都サンガF.C.アプリ上でタップを行うと5Gを通じて応援と熱量がサンガスタジアム by KYOCERA内の大型ビジョンに可視化されるインタラクティブな演出を提供する。
KDDIとしては5Gに対応したスマートフォンの利用を推奨しているが、5Gに非対応のスマートフォンでも利用できる。
ほかに京都サンガF.C.アプリでは飲食物を並ばずに購入できる事前予約機能やサンガスタジアム by KYOCERA周辺の混雑状況を確認できる機能を搭載する。
KDDIはNR方式に準拠した5Gサービスをau 5Gとして2020年3月26日に商用化しており、サンガスタジアム by KYOCERAではau 5Gを整備することになる。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページを参照すると、KDDIはすでに亀岡市で3局のNR方式の無線局免許を2020年9月16日付けで取得しており、送受信所はサンガスタジアム by KYOCERAの敷地内になると思われる。
3局とも周波数はサブ6GHz帯の3.7GHz帯では100MHz幅、ミリ波(mmWave)の28GHz帯では400MHz幅で運用できる。
NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn78、28GHz帯がFR2のn257である。
なお、28GHz帯は1搬送波当たり100MHz幅で、4搬送波を運用することになる。
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