ソフトバンク向けと思われる京セラ製スマホEB1055がFCC通過
- 2020年10月31日
- SoftBank-KYOCERA
SoftBank向けのKYOCERA (京セラ)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「EB1055」が2020年10月29日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはJOYEB1055。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV) MHz, GSM 1900 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯の無線LANも利用できる。
EB1055は未発表端末のメーカー型番である。
FCCではラベルが公開されており、日本の認証である特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)を確認できるため、日本向けの端末と考えられる。
また、FCCで認証を受けた国際ローミング向けと思われる対応周波数の傾向からSoftBank向けとなる可能性が高い。
米国で利用できるGSM 850 MHzに対応している場合はFCCでGSM 850 MHzも認証を受けるが、EB1055は認証を受けていないため、GSM 850 MHzには非対応と分かる。
SoftBank向けのエントリークラスのスマートフォンはGSM 850 MHzに非対応の機種が多いため、EB1055はエントリークラスのスマートフォンとして発表されると思われる。
FCCの資料では本体サイズ(長さ×幅×厚さ)も公開されており、本体サイズは約153.0×73.0×8.9mmとなっている。
詳細なスペックは不明であるが、SoftBankブランドまたはY!mobileブランドのいずれかで展開するエントリークラスのスマートフォンとなる見込みである。
SoftBankの型番規則に沿った型番は不明であるが、すでにKYOCERA製ではY!mobileブランドのラインナップでかんたんスマホ2 (A001KC)が発表されているため、順当にA002KCになると推測している。
KYOCERAの場合はFCCの通過から発売まで比較的期間が短いため、最終的な発売日は移動体通信事業者(MNO)が決定するが、遠くないうちに正式に発表および発売すると思われる。
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