楽天モバイル、MNOサービスの累計申し込み数が160万回線に
- 2020年11月12日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)は同社の完全子会社で移動体通信事業者(MNO)であるRakuten Mobile (楽天モバイル)が移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスに関して累計申し込み数が160万回線を突破したと公表した。
Rakutenは2020年度第3四半期決算説明会において、Rakuten Mobileが移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスの累計申し込み数の推移を公表しており、2020年11月に累計申し込み数が160万件を突破したという。
なお、無料サポータープログラムを開始した2019年10月の時点では5,000件、本格的に商用化した2020年4月の時点では2万件、2020年6月の時点では100万件、2020年9月の時点では143万件であることも明らかにされている。
Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化しており、料金プランはRakuten UN-LIMIT 2.0を提供してきた。
当初より通信方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を運用しているが、2020年9月30日の15時30分より第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入した。
NR方式に準拠した5Gサービスの商用化に伴い、5Gサービスに対応した料金プランとしてRakuten UN-LIMIT Vの提供を開始しており、Rakuten UN-LIMIT 2.0からは2020年10月12日から2020年11月末までに自動でアップグレードを実施している。
2020年9月30日の15時30分からは手動でアップグレードすることも可能である。
月額料金は3,278円(税込)に設定されている。
ただ、300万人を対象に開通日から1年間にわたり月額料金が無料となるキャンペーンを実施しており、1回線目の申し込みであれば適用することができる。
月間データ通信容量はRakuten Mobileが整備する楽天回線では無制限となるが、Rakuten Mobileがローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が整備するパートナー回線では5GBに設定されており、パートナー回線ではデータ通信量が5GBを超過すると当月末まで通信速度が最大1Mbpsに制限される。
その他の詳細な料金プランの内容はRakuten Mobileの公式ウェブサイトに掲載されている。
2020年度第3四半期決算説明会ではネットワークの整備に関しても言及しており、当初の計画では2026年3月に人口カバーを96%とする計画を定めていたが、2021年夏に前倒しするという。
基地局の展開速度は2020年6月の時点では月間750局であるが、2020年12月には月間1,500局に増加する計画も説明した。
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