OnePlus、中国ではOPPOのColorOSを採用へ
- 2021年03月23日
- Android関連
中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)は同社が展開するOnePlusブランドのスマートフォンに関して中国版ではColorOSを採用すると正式に発表した。
OnePlus Technology (Shenzhen)が運営するOnePlus Communityでは中国の顧客向けの新たな進展として案内しており、中国版ではカスタマイズバージョンのColorOSを使用するようになるという。
OnePlusブランドのスマートフォン向けに調整されたColorOSを使用する予定で、新機種となるOnePlus 9シリーズのスマートフォンから適用することも明確化している。
これまで、OnePlus Technology (Shenzhen)が開発したスマートフォンは中国版でH2OS、国際版でOxygenOSを採用してきた。
しかし、中国版ではH2OSを廃止してColorOSに切り替えることが確定した。
国際版では引き続きOxygenOSを採用するため、グローバルの顧客に対してはOxygenOSで高速な動作を提供できるよう取り組むという。
OnePlus Technology (Shenzhen)は国際的な技術企業として常に世界中の顧客の様々な使用習慣や好みに対応する方法を模索しており、その結果として中国の顧客にはColorOSを提供することになった。
カスタマイズバージョンのColorOSは中国の顧客の好みにより適すると信じていると説明している。
ColorOSは中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)が開発を主導しており、H2OSおよびOxygenOSと同様にAndroidをベースとして開発する。
OnePlus Technology (Shenzhen)およびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsはいずれも中国のGuangdong Oujia Holdings (広東欧加控股)の子会社で、OnePlus Technology (Shenzhen)およびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは兄弟会社となる。
OnePlus Technology (Shenzhen)が開発したスマートフォンの製造は当初よりGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsまたは同社の子会社が担当していたが、一部の機種を除いてスマートフォンの開発は基本的に各社が独自に進めてきた。
ただ、2020年後半からOnePlus Technology (Shenzhen)およびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsがそれぞれ独自に保有していた研究開発機能の一部を統合するなど、開発面でOnePlus Technology (Shenzhen)およびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsの連携を強化する動きが確認できていた。
なお、OnePlus 9シリーズのスマートフォンは2021年3月23日にグローバル向け、2021年3月24日に中国向けに発表する予定である。
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