欧州向けにSony Xperia PROを発表、ミリ波は非対応

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SonyはNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Sony Xperia PRO」を欧州向けに発表した。

プロフェッショナル向けのスマートフォンである。

米国では2021年1月26日、日本では2021年2月10日に販売を開始したが、ドイツ、英国、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーでも順次発売することになる。

OSにはAndroid 11を採用している。

チップセットは64bitに対応したQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。

ディスプレイはHDR対応の約6.5インチ4K(1644*3840)有機ELを搭載する。

カメラはリアに標準カメラの約1200万画素CMOSイメージセンサ、超広角カメラの約1200万画素CMOSイメージセンサ、望遠カメラの約1200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はNR (FR1, FDD) 2100(n1)/1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 4500(n79)/3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/ 1500(B11/B21/B32)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28/B29) MHz, LTE (TDD) U-NII(B46)/3600(B48)/3500(B42)/ 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40)/ 2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯のFR1に対応しており、ミリ波(mmWave)のFR2は利用できない。

日本版および北米版はFR2にも対応しているが、ドイツ、英国、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーの移動体通信事業者(MNO)はFR2を商用化していないため、欧州版はFR2に非対応の状態で発売すると考えられる。

SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。

Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応する。

システムメモリの容量は12GBで、内蔵ストレージの容量は512GBとなる。

外部メモリも利用できる。

IP65およびIP68に準拠した防水性能と防塵性能を備える。

電池パックの容量は4000mAhとなっている。

ドイツでは2021年5月10日に発売することが決定しており、英国では2021年5月中旬以降、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーでは2021年5月中旬に発売する。

価格はユーロ圏のドイツおよびフィンランドでは2,499ユーロ(約329,000円)、英国では2,299英ポンド(約349,000円)、スウェーデンでは24,990スウェーデンクローナ(約325,000円)、デンマークでは18,990デンマーククローネ(約336,000円)、ノルウェーでは24,990ノルウェークローネ(約329,000円)である。

Sony