日本でRedmi Note 10Sを発売へ、タコヤキなどの認証を通過
- 2021年06月05日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「M2101K7BR」が2021年3月22日付けでTACOYAKIを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は020-210025。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過しており、無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
M2101K7BRは2021年6月4日付けでBluetooth SIGの認証も通過しており、製品名はRedmi Note 10Sと記載されている。
そのため、M2101K7BRはRedmi Note 10Sの型番のひとつであることが分かる。
Redmi Note 10Sの型番のひとつが日本の認証である電波法に基づく工事設計認証を取得したため、中国を拠点とする英領ケイマン諸島のXiaomi Corporation (小米集団)の日本法人であるXiaomi Technology Japan (小米技術日本)は日本でRedmi Note 10Sを発売するために準備を進めていると考えられる。
工事設計認証で申請者として機能したXiaomi CommunicationsはXiaomi Corporationの完全子会社で、スマートフォンをはじめとした携帯端末の企画、設計、開発、販売などを行う事業会社である。
日本ではXiaomi Technology Japanが事業会社として展開しており、Xiaomi Communications製のスマートフォンは基本的にXiaomi Technology Japanが輸入元となる。
Redmi Note 10Sはすでにグローバル向けには発表されており、グローバルでは2021年4月上旬より順次発売している。
日本における発売時期は確定していないが、SIMロックフリーのスマートフォンとして展開すると思われる。
なお、認証業務を実施したTACOYAKIは工事設計認証などを行う者として総務大臣の登録を受けた登録証明機関で、大阪府大阪市に所在する。
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