パナソニック コネクト、CTYにローカル5Gシステムを供給
- 2023年03月31日
- Local 5G
Panasonic Holdings Corporationの完全子会社であるPanasonic ConnectはCTYに対してローカル5Gシステムを供給したと発表した。
CTYはPanasonic Connectのローカル5Gシステムを導入して2023年3月31日よりCTYの無線通信サービスとして運用を開始したという。
ローカル5GはCTYが免許人として三重県四日市市で運用している。
すでにCTYが四日市市で構築した光回線網にPanasonic Connectのローカル5Gシステムを組み合わせている。
Kintetsu Railway (近畿日本鉄道)の近鉄四日市駅からCentral Japan Railway Company (東海旅客鉄道:JR東海)の四日市駅までの中央通りを中心とした約1.6kmでローカル5Gを整備した。
四日市市のスマート化を目的としてローカル5Gを整備しており、スマートシティの実現に向けた様々な事業やサービスのデータ伝送などに活用できる通信インフラストラクチャとして公共交通機関や民間企業などにローカル5Gの利用を促進する。
Panasonic Connectはローカル5Gの設計、導入、運用、保守まで一貫して提供しており、CTYのローカル5Gの構築および安定的な稼働に貢献している。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページを参照すると、CTYは四日市市で2局のローカル5Gの基地局の無線局免許を取得した。
いずれも2022年12月26日付けで無線局免許を取得しており、無線局の目的は電気通信業務用となっている。
周波数は4800~4900MHz、帯域幅は100MHz幅、最大出力は4Wである。
ローカル5Gでは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式を導入できる。
NR BandはFR1のn79として運用する。
CTYとしてはローカル5Gの導入は四日市市の事例が初めてとなった。
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