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KDDI、2024年度に5G向けSub6の5Gエリアを2倍に拡大へ



KDDIは2024年度に第5世代移動通信システム(5G)向けのサブ6GHz帯(Sub6)の周波数で整備する5Gのエリアを2倍に拡大すると発表した。

5G向け周波数は第5世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた周波数のことである。

KDDIは同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)と地域ごとに連携する1の者の扱いで5G向けの周波数としてSub6の3.7GHz帯および4.0GHz帯、ミリ波(mmWave)の28GHz帯の割当を受けた。

5G向けのSub6の周波数は3.7GHz帯および4.0GHz帯を意味しており、3.7GHz帯および4.0GHz帯では2024年4月以降に衛星との干渉が緩和するため、5Gのエリアを2倍に拡大するという。

3.7GHz帯および4.0GHz帯は固定衛星業務と共用しているため、3.7GHz帯もしくは4.0GHz帯で5Gの基地局を開設する場合は事前に既存免許人である衛星通信事業者と干渉検討を行う。

2024年4月以降は衛星との干渉の緩和に伴い基地局の出力を高めることができるため、既存の基地局でカバレッジの拡大を実現する。

詳細な時期までは開示していないが、2024年第1四半期中にはカバレッジの拡大を行う見込みである。

3.7GHz帯および4.0GHz帯ではそれぞれ100MHz幅と広い帯域幅を確保しており、高速通信の実現を期待できる。

高速通信と面的な整備を両立できる周波数となるため、高速で安定した5Gの提供に向けて本格的に活用するという。

なお、3.7GHz帯および4.0GHz帯では5Gの無線方式としてNR方式を導入した。

NR Bandは3.7GHz帯ではFR1のn78、4.0GHz帯ではFR1のn77として運用しているが、3.7GHz帯では一部でn77としても運用している。

KDDI

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