KDDIが2025年度Q1の業績を発表、モンゴルでは9年ぶり新方式
- 2025年08月03日
- KDDI-総合

KDDI CORPORATIONは2026年3月期(2025年度)第1四半期の業績を発表した。
2025年6月30日に終了した3か月間となる2025年度第1四半期の連結売上高は前年同期比3.4%増の1兆4,363億2,800万円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比3.3%減の1,711億2,200万円となった。
業績の発表に伴い2025年6月30日時点の実績なども開示している。
連結ベースの累計契約数は前年同期比9.9%増の9,544万件である。
累計契約数のうち主要回線数は4,224万2,000件、IoT累計契約数は5,319万8,000件で、主要回線数のうちスマートフォン稼働数は3,290万6,000件となっている。
パーソナルセグメントのモバイルの5G契約浸透率は前年同期比7.4ポイント増の79.9%に達した。
なお、累計契約数にはハンドセット、データカードやタブレットなど、モジュール、主要回線数にはハンドセットとデータカードやタブレットなど、IoT累計契約数にはモジュールが含まれる。
5G契約浸透率は第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できるプランの加入率を意味する。
KDDI CORPORATIONは海外の携帯通信事業としてモンゴルおよびミャンマー(ビルマ)にも参入している。
モンゴルでは連結子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるMobicom Corporationを通じて携帯通信事業を展開しており、2025年度第1四半期には5Gを商用化した。
5Gの無線方式はNR方式で、Mobicom Corporationとしては2016年度第1四半期以来となる約9年ぶりの新たな無線方式の導入となった。
ミャンマーでは連結子会社で同国のKDDI Summit Global Myanmarが同国の政府機関で移動体通信事業者であるミャンマー国営郵便・電気通信事業体(Myanma Posts and Telecommunications:MPT)と共同事業を行う。
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