総務省がフィリピンでISDB-T方式を用いた渋滞情報配信システムの実証実験を実施へ
- 2015年03月31日
- 海外携帯電話
総務省はフィリピンでISDB-T方式を活用した渋滞情報配信システムの実用化に向けて、実証実験を実施することを明らかにした。
新興国では経済発展に伴う自動車の増加で交通渋滞の激化が進んでおり、フィリピンにおいてはISDB-T方式を活用して渋滞情報をスマートフォンなどに提供する狙いがある。
実証実験は2015年度にマニラ首都圏で行う計画としており、フィリピンの国営放送であるPeople’s Televisionと協力して実施する。
日本ではエリアワンセグ放送による渋滞情報のサービスが提供されており、NEXCO中日本が休憩施設でワンセグ放送でスマートフォンなどに情報を提供している。
NEXCO中日本が提供するエリアワンセグ放送と近い形で、フィリピンにおける実用化を計画している可能性もある。
フィリピンは地上デジタル放送として日本と同じISDB-T方式を採用しており、2015年2月より地上デジタル放送の本放送を開始した。
2015年3月にはStarmobileブランドを展開するStar Telecom Alliance Resourcesがフィリピンのブランドでは初となるISDB-T方式に対応したスマートフォンを発表している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。