韓国のKTが2018年Q3の業績を発表
- 2018年11月03日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKTは2018年第3四半期の業績を発表した。
2018年第3四半期の連結売上高は前年同期比2.1%増の5兆9,845億韓国ウォン(約5,983億円)、営業利益は前年同期比2.1%減の3,695億韓国ウォン(約369億円)、EBITDAは前年同期比2.5%減の1兆1,849億韓国ウォン(約1,185億円)、EBITDAマージンは前年同期比1.0ポイント減の19.9%、当期純利益は前年同期比18.2%増の2,395億韓国ウォン(約239億円)となった。
移動体通信事業の売上高は前年同期比3.1%減の1兆7,601億韓国ウォン(約1,760億韓国ウォン)となり、連結売上高のうち29.4%を移動体通信事業が占める。
移動体通信サービスにおける料金の値下げが影響し、移動体通信事業は減収傾向にある。
2018年第3四半期末時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は前年同期比5.7%増の2,092万件となった。
LTEサービスの加入件数は前年同期比9.4%増の1,661万2,000件となり、移動体通信サービスのうちLTEサービスの加入率は前年同期比2.7ポイント増の79.4%である。
韓国ウォン(KRW)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比6.5%減の32,372韓国ウォン(約3,236円)に低下した。
なお、KTにはNTT DOCOMOが少数株主として資本参加しており、NTT DOCOMOによる持分比率は約5.5%となっている。
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