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韓国の携帯電話事業者各社のLTE/NR EN-DC理論値が判明、下り最大2.7Gbpsに



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecom、KT Corporation、LG Uplus (LG U+)が提供するデータ通信サービスの理論値が韓国メディアの報道で分かった。

SK Telecom、KT Corporation、LG Uplusは標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入している。

いずれもNR方式の周波数としてFR1とFR2の両方を保有するが、まずはSK TelecomとKT CorporationがFR1の100MHz幅、LG UplusがFR2の80MHz幅でNR方式を運用する。

NR方式のみの通信速度の理論値としては、SK TelecomとKT Corporationが下り最大1.5Gbps、LG Uplusが下り最大1.3Gbpsとなる。

帯域幅の都合でLG UplusはSK TelecomおよびKT Corporationより理論値が遅くなる。

ただ、NR方式はLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)を採用しており、NSAではNR方式の利用はアンカーバンドとなるLTE方式の常時接続が前提となっている。

LTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(EN-DC)が有効時にNR方式を利用できる。

NSAではNR方式の搬送波のみでは利用できないことになり、EN-DCが有効時の通信速度が事実上の理論値と言える。

EN-DCが有効時の通信速度も伝えられており、SK Telecomが下り最大2.7Gbps、KT Corporationが2.4Gbps、LG Uplusが下り最大2.2Gbpsとなる。

なお、SK Telecomは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が開発したSamsung Galaxy S10 5Gを利用して通信速度を測定したところ、下り2.65Gbpsを記録したという。

アジア経済

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