小米集団が2019年Q1の業績を発表
- 2019年05月27日
- 海外携帯電話
中国を拠点とする英領ケイマン諸島のXiaomi Corporation (小米集団)は2019年第1四半期の業績を発表した。
2019年第1四半期の連結売上高は前年同期比27.2%増の437億5,680万人民元(約6,999億3,377万円)、純利益は前年同期比145.4%増の31億9,170万人民元(約510億5,443万円)となった。
前年同期比で黒字転換を果たした。
2019年第1四半期はスマートフォン事業の売上高が前年同期比16.2%増の270億870万人民元(約4,320億807万円)と増収を記録したが、連結売上高のうちスマートフォン事業が占める割合は前年同期比5.8ポイント減61.7%に低下した。
小米集団はスマートフォン事業以外の事業も強化しており、スマートフォン事業以外の売上高も堅調に成長していることが分かる。
特にIoTおよびライフスタイル製品事業の急成長が顕著である。
2019年第1四半期におけるスマートフォンの販売台数は前年同期比1.8%減の2,790万台となった。
スマートフォン市場の縮小を受けてスマートフォンの販売台数は前年同期比で減少したが、高価格帯のスマートフォンの販売が増加傾向で増収に貢献したほか、スマートフォンの平均販売価格は前年同期比18.4%増の968.3人民元(約15,500円)に上昇した。
2019年第1四半期にはRedmiをひとつのブランドとして独立させており、製品ポートフォリオの継続的な改善によってマルチブランド戦略を実行するという。
従来はRedmiをMiブランドにおける低価格帯のシリーズとして展開していたが、2019年1月にRedmiをシリーズからひとつのブランドに独立させた。
Redmiブランドでは最適な価格性能比を追求し、オンラインチャネルに重点を置く方針である。
Miブランドは先端技術の追求と究極のユーザエクスペリエンスの提供に向けて注力すると説明している。
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