台湾でOPPO Reno 10x Zoomを展示開始、技適マークを確認
- 2019年06月09日
- Report
中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)はスマートフォン「OPPO Reno 10倍変焦版 (CPH1919)」の実機展示を台湾で開始した。
台湾では2019年5月29日にOPPO Reno 10倍変焦版を発表しており、2019年6月15日に販売を開始する予定である。
OPPO Reno 10倍変焦版はグローバル向けのOPPO Reno 10x Zoomに相当し、中国語圏の中国および台湾ではOPPO Reno 10倍変焦版として展開する。
本体の設定では台湾向けファームウェアでも製品名がOPPO Reno 10x Zoomとなっているため、タイトルはグローバルで展開するOPPO Reno 10x Zoomの製品名を記載した。
10倍ハイブリッドズームに対応したリアカメラが大きな特徴で、昇降式を採用して斜めに飛び出る構造のフロントカメラも印象的である。
2019年5月31日の時点で台北市内の一部の取扱店でOPPO Reno 10倍変焦版の展示を開始したことが確認できており、台湾の他都市でも同様に実機の展示を開始していると思われる。
OPPO Reno 10倍変焦版の電子ラベルで認証情報を確認すると、欧州、豪州およびニュージーランド、インドネシア、タイ、フィリピン、サウジアラビア、マレーシア、そして日本の認証を確認できた。
日本の項目には特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(以下、技適マーク)が表示されており、日本向けに投入すると考えられる。
日本市場ではグローバルと同様にOPPO Reno 10x Zoomの製品名で展開する見込み。
すでにCPH1919が電波法に基づく工事設計認証を取得した事実は判明しており、OPPO Reno 10x Zoomを日本市場に投入することは決定的となっていたが、台湾版のファームウェアでも技適マークを表示可能と確認できた。
Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsはOPPO R15 ProでFeliCaに対応した日本専用の型番としてCPH1833を用意した実績があるが、OPPO Reno 10x Zoomはグローバル向けと共通の型番となるため、日本独自機能への対応は期待しない方が無難だろう。
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